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2007年 08月 03日
先日、商品撮影を実施したさいに、カメラマンと話す機会があったのですが、その時のお話しを少し…。
「デジタルカメラでの撮影が主流になり、撮影が楽になったでしょ。安くして」とよく言われるそうです。 「お気の毒…」 この言葉しかでなかったのですが、確かにコンパクトデジカメがこれだけ普及し、待たずに紙焼きが出来る時代なのでそう思われても仕方が無いのかも知れません。 しかし、広告制作の現場では、そうではないのが現実です。 撮影前にDTP、WEB用の撮影ファイル設定。撮影データの現像処理、カラー調整、画像補正等…。フィルム現像を外部に出していた時台に比べて、省力化どころか、撮影データを外部に渡せないため、カメラマンの仕事量は増えている! しかも、それだけの処理が実施できる、マシン、モニタ、キャリブレータ等のハードウェア環境とマネジメント能力が必要になるので、金銭コストと新しい能力まで必要になります。 そんな、「縁の下の力持ち」によって広告制作は進行していくのでした。 ありがたや、ありがたやです。
by i.con01
| 2007-08-03 20:17
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